今年を振り返る。

密かに少しだけ期待していたマヤ歴の終焉もどうやら不発に終わり、

どうやら世界はこれからも続いて行くようだ。


この年末で前の会社を辞め、派遣に復帰してから丸７年が過ぎた。

いったい自分は何をやっていたんだ？と言うほかない。

７年あればゼロからギター始めたってメジャーデビューまで持っていける年月だ。

なのに現状この有様。

自分のことながら心底呆れ返る。

まったく練習してない訳ではないが、圧倒的に才能がなく、

才能のなさ、それを補うべきはずの努力も足りない。


しかも去年も同じこと言ってた気がするが、

今年は我が人生ワーストの１年にしてしまった。

この日記でもちょこちょこ書いたが、

６月にFXで熱くなり、なけなしの貯金を吐き出すどころか

挙げ句、120万の借金までこさえてしまった。

事業に失敗したとか、病気等で働くことができなくて借金は仕方ないが、

借金理由がFXとはバカすぎて、これまた我ながら呆れ返るのみだ。


我が家の恥を晒すようであるが、ウチの父親もかなりのダメ人間であり、

話もしないという訳ではないが、

少なくともいまだに親父を超えるのが目標とか

尊敬の念とかそういったのはミジンもない。

ま、当然関係性もあまり良くなく

病気が糖尿だったというのもあるが、

３ヶ月位入院した時ですら一度も見舞いに行かずじまいだった。


そうなった理由は確か小２の頃だったと思うが、親父が無職の時期があった。

よく覚えていないが、多分１年ぐらいはプラプラしてたんじゃないかと思う。

大人になってからの１年はすぐだが、子供にとっての１年は長い。

辞めた理由は知らないし、もしかしたら会社そのものが倒産したのかもしれないが

その辺はよく分からない。

しかし、そもそも親父は若い頃は東京で仕事をしており、

結局続かず、仕事辞めて地元に戻ってきたり、

自分が保育園時代にも無職の時があったと言ってたんで、

転職ぐせがあり、基本的に堪え性がないんだと思う。


家に帰ったら何もせずに親父がタバコをふかしテレビ見ながら、

寝てるのを見るのが死ぬ程嫌だった。

母親が働いていたので、貧乏にしろ食うに困ることはなかったが、

それに甘えてヒモ状態とか情けない。

ただ、今思えばこれが自分が小さい頃で良かった。

中学生ぐらいの時にそんな父親の姿見せられたら、正直、殺しかねんと思う。


爺ちゃんも爺ちゃんで、親父から聞いた話によると

酒を飲んではばあちゃんに暴力をふるう

今でいうDVヤロウであったらしい。

自分個人としては爺ちゃんは好きであったが、

ハッキリ言って最低もいいとこだ。

親父がDVだったら、ホントにそれこそ家庭内殺人事件勃発である。


そんな爺ちゃんだったが、保証人になって莫大な借金を背負ったと聞いてた割には

自宅以外にも土地を持っており、

遺産として親の兄弟４人で共同で持ってた土地が道路拡張に引っかかり、

一部分、国だか市だかに土地を売ったらしく、

まあリアルに言うと小笹の筑肥新道なんだがw

一部と言ってもそこは土地、かなりの額のあぶく銭が入ってきていたようで

じいちゃんがどうしても許せない部分があると言っていた親父は

そんな金どうなってもいいと、使いまくり知らん間にパチンカスと化していた。

残高1000万以上あった数字がゼロになった通帳を押入の奥から発見した

母親はなにこれー！！と驚愕していた。

まあ別に家の金に手をつけた訳ではないので、事は大きくならなかったが。

親が必死で貯めて遺してくれたお金をそんなことに使って

欲しくない金なら

（っても欲しくないんじゃなくて素直には受け取れないってのが正しいと思う）

寄付でもしとかんかい！って思う。

結局あぶく銭入って、ギャンブル狂いになっただけつーね。

まあなんつーの、見事に要らん部分を受け継いでしまっとるやないか。


親父は爺ちゃんみたいにはなりなくないと思い、

自分は親父みたいにはなりたくないと思い、

で、結局、借金作って車検代を親に出してもらった（意地でいつかは返すつもりではいるが）

ワタクシメもダメ人間の極みであり、

なんてゆーか、血筋悪いなー、パンダ家。


スマン、話長くなって、あっちこっち飛んで収拾つかなくなったんで、

今回はこの辺で。


今年ラストがこれじゃあんまりなんで、

年末にもういっちょ前向きなの書きたいす。