ダメ人間日記。

ダメ人間です。正直消えたい。人生長すぎ。

ZIDANE IS PUNKS!。

4年に一度のサッカーの祭典。

1ヶ月に及んだワールドカップもイタリアの優勝で幕を閉じましたね。



この1ヶ月代表戦と地元のアビスパの結果しか興味のない

基本、野球っ子なエセサッカーファンの俺様も楽しませて頂きました。



今回のW杯での印象的な場面を俺様なりにいくつか挙げると

まずはグループリーグの日本の第2戦 vsクロアチア

初戦でオーストラリアに1-3で逆転負けを喫したジーコジャパンとしては

グループリーグ突破のために

必ず勝っておかなければならなかった試合です。

結果は0-0のスコアレスドロー

ここでの引き分けは実質リーグ敗退を意味していたのですが、

試合後、選手がインタビュー受けますやんか?

鎮痛な面持ちで語る選手たちの中、

一人、勝利者インタビュー?っていう表情で

インタビューを受けている選手がいました。

PKを止めるスーパーセーブを見せた川口選手。

正直ね、目が輝いてた。

喋ってることとは裏腹に充実感が隠せてなかった。

ホントいい顔してたなぁ、川口選手。

自分がどんなに活躍してもチームが勝たなければ意味がなく、

自分が活躍しなくてもチームが勝てばそれでいいっていう選手は

たくさんいますけど、確かにそれも本音だとは思いますが、

やっぱり個人成績が大事なのもこれまた本音なんだなぁっていう。

まるで勝者のような表情でインタビューに答える川口さん、

失礼ながら可愛かった(笑)



二つ目は中田英の引退。

あの引退メール、かっこ良すぎ。

中田のホームページができたのが、98年フランス大会の直前で

俺様が自宅でネットできるようになったのも丁度その頃で

同じ歳ってこともあって、ずっとチェックしてました。

中田が頭角を現してきた頃は

確か前園のおまけみたいな感じでラ王のCMに出てて、

この人、サッカー選手なのに全然かっこよくねぇ、

モッサイなぁぐらいに思ってたんですけど、

イタリアに渡った頃からヴィジュアル的にもカッコ良くなったって印象です。

その後の活躍は言わずもがな。

日本人を初めて世界に認めさせた偉大な選手ですな。

初めて中田がペラペラのイタリア語でインタビューに答えてるのを

見たときは衝撃でした。

この人はサッカーもしつつ、語学までマスターしてるっていうのに、

一体なんなのこの俺は?って思ったものです。

サッカーは金を稼ぐ手段と言い切っていた中田選手ですが、

あのメールのサッカーを愛して止まない自分がいたって一文に

グッときました。

ひとまずお疲れ様でした。

今後の活躍に期待!



そして、このドイツ大会後の引退を公言していた

おフランスの主将、ジネディーヌ・ジダン

サッカー上手い下手なんざは見たところで全然分からない

俺様をもってしても、この人天才やな!と思わずにはいられない

プレーの数々。

天才のラストダンスと謳われたイタリアとの決勝戦

やっちゃってくれました!Mrジダーン。

その振る舞いたるや、まさしくラストサムライ

正直、ホレた。

何があったのかは知らないが、突如、頭突き一閃!

もんどり打って倒れるイタリアDFマテラッツィ

審判みてない。それを見て抗議するイタリアGKブッフォン

審判確認。

そして一発レッドカード。

退場。

自身、代表選手、プロサッカー選手としての最後の試合、

優秀の美を飾るはずだったW杯、決勝戦

その試合で暴力行為で退場です。

パンク。パンクとしか言いようがない。

フランス国民をして最低の行為と言わしめた

ジダンのヘッドバッドですが、俺様的にはアリです。

伝説の選手らしく、最後の最期でも伝説を残してくれました。

ジダンに乾杯!



ジダンに関しては、もちろん経緯があった上で

退場覚悟でああいう行為に出たのだろうから、

相手がどうしても許せない相当汚い言葉を吐いたんだと思う。

そしてはそれは多分、あの禁断の2文字じゃなかったのかと

思うのでありました。



他にも個人的に応援していた

ベッカム様の天才的フリーキックでのゴール。

そしてそのベッカムの再現を思わせる20歳ルーニーの退場劇。

ゴールが決まったら選手以上に喜びを爆発させる

ドイツのクリンスマン監督。

今回は控えに甘んじたかつての天才、

ベテラン、デルピエロの意地の一撃。

いつもは柔和な天才ロナウジーニョのフランス戦での

フリーキックを外した時の厳しい表情。などなど。

他にも印象的な場面がいくつもありました。



次は2010年、南アフリカ大会。

また4年後、楽しみにしています!