アレがアレでアレな感じなんです。
ギター教室を変えたのです。
人間的には好きな先生だったんですけど、
どーも譜面に弱いよーで、
どう弾いてるのか明確な答えが欲しい僕チャンとしては
ゴメンナサイするしかねーぜ、と。
ほいで、代わりに通い始めたのが西新のヤマハ音楽教室。
高校生の頃、1年くらい通ってたことがありまして、
まかさの16年振りの復帰とあいなりました。
ビビリのパンダさんは初日緊張しながら、ドアを叩いた訳ですが、
てゆーか、恐ろしくなにも変わってNEEEEEEEEEEE。
すべてが当時のままと言っても過言ではないぐらいの
変わらなさっぷり。
時間が止まっとる。
ほいで、ヤマハだし、グループレッスンだし、
もしかしたら制服姿の夢見る女子高生、
もっと言えば女子中学生とかもいて、
一緒に楽しくレッスンできるかもね~。
できちゃうかもね~。そうかもね~。グフフフ。
とゆー、少々邪な考えも抱きつつ、教室に入った訳でございますが、
そこに居たのはゲーハーのオッサン(浜省好き)おひとりだけでありました。
えてして、現実とはこーゆーものなりか。
そーゆー感じでひとり密かに意気消沈な感じで始まったレッスンでございますが、
先生(四十絡みのキューティクルゼロな長髪のオッサン)、
生徒A(ゲーハーのオッサン 浜省好き)
生徒B(小太りのオッサン ようは俺)のオッサン3人衆でお送りしております。<何を?
ほいでまあ、この先生テクニックは確かだと思うんです。
でも、リズムを取るときに普通はタン・タン・タン・タン
って感じで発音すると思うんですが、
なにやら、リズムをタンで表現するのが嫌いとゆー、
よく分からないポリシーをお持ちでして、
代わりにサル・サル・サル・サルとか
イヌ・イヌ・イヌ・イヌとかで表現なさいましてですね、
サルッ・サルッ・サルッ・サルッと言う声に合わせて、
オッサン2人(初心者)がギターを弾いているという、
何だかよくわからないカオス。
それプラス、体を張って教えてくださるんです。
生徒の後ろに回り込み、
右手の位置はこうで、ギターの角度はこうと、
後ろから抱きつかれてる状態で正しいフォームを調整してくださいます。
うむ。
近い。近いよママン。
これはあれだね。
首都圏のラッシュ時の電車内でなければ、
通常、恋人同士でしかあり得ない距離だね。
ほいでもって、
耳元で「もうちょっとこっち」(ギターの位置が)とか
「ね、こっちの方が綺麗でしょ?」(音が)とか
「そうそうそう」とか
手と手が触れ合った状態のまま、耳元で囁かれてごらんなさいよ。
もうここはアレですか?と。
新宿二丁目劇場ですか?と。
これ3人いるからギリだけど、マンツーマンだったら
ハッキリ言ってアウトです。
俺がドア開けて、このシーン目撃したら
おんどりゃ達は神聖な教室で一体何やっとるんじゃい!って
思ってしまいそーですもの。
そんなこんなで、戸惑いながらも
また一つ大人の階段を登ったパンダさんでした。<どーゆーこと?