明日死ななくてもこの1冊。グミ・チョコレート・パイン / 大槻ケンヂ
クッソ。
何回書き直しても「不適切な表現が含まれています」とかで
非表示にされてしまうんだが。
一体何がひっかかってるんだろう?
パクリ企画のそのまたパクリ企画で
こちらにはお気に入りの本を紹介していきたいと思います。
音楽の世界はエックスから広がりを見せましたが、
読書の世界はこの人から広がっていきました。
一発目はこれしかないっス。
グミ・チョコレート・パイン / 大槻ケンヂ
我らが心の兄貴オーケンが
「オレはダメだな~」と思っている総ての若きボンクーラ野郎どもへ、
心からの心を込めて、本作を贈る。
とまで言っている本作、ダメ人間必読の書です。
「グミ編」「チョコ編」「パイン編」からなる渾身の三部作で
若かりし頃のオーケンの半自伝的小説。
確かこれはRYUさんが買っていて、
遊びに行った際にRYUさんの部屋で何気なく読んでいたんですが、
すぐに小説の世界に引き込まれてしまった記憶があります。
「これ完全にオレらやんけ!」と。
借りて帰ってイッキ読みしました。
自分のダメさと、何ひとつうまくいかない現状と、
でもクラスの他の連中とは自分は違うんだという思いと
バンドと仲間と可愛いアノ娘と。
モンモンに次ぐモンモン。
人生のモンモン、エロリビドーのモンモンと青春のすべてが詰まった一冊。
特に男子なら誰しも通るオナ◯ーの進化の過程の章は笑えます。
一部を抜粋要約するとこんな感じ。
1.コクヨ期
主人公の大橋賢三はなぜか手を使わずコクヨ机を使ってエクスタシー。
まああれですか、CMで森三中の黒沢さんがテレビの角で肩こりほぐしてる感じ?
2.タタ期
机を捨てた賢三は、手を用いることを覚えるも
自らの局部をたたくという意味不明な荒技でエクスタシー。
3.回転期
局部を叩くと痛いという当たり前のことに気付いた賢三は
今度は包皮ごとグイっとねじるとこれまたデストロイな方法でエクスタシー。
4.摩擦期
そうした時期を経て第4期にして
ようやく局部を上下に動かし、その摩擦でエクスタシーを得るという
所謂普通のオナヌーを会得する。
ネタなのかオーケン自身の体験記なのかは存じませんが、
コクヨ期ってなんやねん!wって話です。
バカバカしくも最高過ぎる。
ん?僕ですか?
まあオナ◯ー界のサラブレッドのPANDAさんは
もちろん最初から最終形態「摩擦期」でのプレイでしたな。アッハッハッ。
でも悲しいかな、オナ◯ー最終形態はDNAに刷り込まれてましたが、
目覚めた当時のPANDAさんは身長130cm台のちびっ子でして、
いかんせん身体の成長がついてきてなかった。
まあ正直言いますとオナ◯ーしても精通はなかったんですよねー。
気持ちいいピークが キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ってなった後はもういくらメレンゲシコっても気持ちよくなくなるとーゆ展開。
なので、初めて射精した時はそりゃあもう、ホントにビビリました。
漏らしたかと思いきや、なんか尿とは違う見たこともない白濁の液体が...
マイサンをいじり倒すなんぞ、変態チックなことやってるから
ついに身体の何かが壊れたと思いましたからね。マジで。
まだインターネットなんぞ便利な代物はない時代ですし、
もちろん人になんか聞けないですし、あの時の恐怖ったらなかったです。
って三十路も半ばで一体何を書いるんですか?オレは。
ま、パンクってことにしときますね。
いや、お願いですから、PUNKってことにさせてください。
話は大きくそれましたが、
間違いなく青春モンモン小説の金字塔です。
カワボンは言います。
「俺らダメなことねーって、俺ら全然ダメじゃねーって」と。