オッサン一人旅 ー台北編リローデッド13ー 芸術は爆発だ。
台中観光で初っぱなに向かった先は「彩虹眷村」
ここは元軍人のおじいちゃんが数年前から
家の壁にペンキで絵を描き始め、そのうち止まらなくなり、
描きまくっているうちにヘタウマな絵が次第に評判を呼び
今やちょっとした観光スポットになってるという所。
台中は地下鉄がないようなので、タクシーで向かいます。
新幹線の駅から15分くらいでした。
入口。
外観。
曼荼羅のPOPバージョン的な。
家はもう書くスペースがなくなったのか、
外の公園的なところまで進出してます。
作者。
このじい様が一人で書いたらしいです。
と思ったら、奥にご本人様いらっしゃいました。
台湾ポップアート界の巨匠。
長生きしてください。
商魂たくましくグッズも展開されてました(笑)
自分用のお土産にTシャツを購入。
遠足?幼稚園児も大挙して訪れてました。
Oh...ドラえもん&シンプソンズ、台中に死す。
周り何もない&平日にも関わらず
けっこーな人出でございます。
謎のキャラが多数描かれております。
カオス。ここまでくると狂気を感じないでもない。
これは色落ちしてないけど、割と最近描かれたものでしょうか?
なんか作風が完成された感ありw
驚くべきはここが普通の生活スペースということです。
普通に原チャリのおばちゃんとかいたしな。
とにかくあちらこちらに書きまくってあるんです。
軍人としてハードボイルドに生きた男が
人生の終盤でいきなり芸術に目覚め、
なおかつその作品が評判を呼び、方々から人が見に来るようになる。
ご本人も予想だにしていなかったでしょう。
いやあ人生とはホント分からんもんです。
なんてことを考えてました。
やっぱ人間最後は愛ですねw
いやあ、なかなか見応えありました。
続く。