ダメ人間日記。

ダメ人間です。正直消えたい。人生長すぎ。

オッサン一人旅セカンド ー台北編27ー リアルワイルドスピード 台湾を爆走!


九份観光を終えて、台北市内に戻ります。

帰りはバスです。
これまたなかなかの混み具合の中バス停で待っとりますと、
なんかタクシー運ちゃんが
タイペイステーション!250元250元!って
日本語で言ってくるんです。
さかんにバスいつくるかわからないよ!的なことも言っとります。

先ほどの十分から九份が約3600円。
ガイドブックによれば九份から台北市内までは所要時間90分ぐらい。
それで日本円で1000円しないくらい。
これメッチャ安くね?となりまして、乗ります!ゆうてやりました。

チョットマッテテ!言われまして、待ってますと、
他に大学生の卒業旅行と思わしき、男子1人女子2人の3人組、
こちらも同じく卒業旅行と思わしき、男子3人組をハントしてきてました。
3列シートのどうやら相乗りタクシーのようです。
なるほど、それで安いのかと納得です。

オッサン1人(私)と卒業旅行の日本の大学生2組(多分)を乗せて出発です。

さきほど乗ったタクシーの運ちゃんもかなりワンパクな運転でしたが、
この運ちゃんはさらに輪をかけてワンパクでした。
オッサンの私は正直いつ死のうと悔いはありませんが、
とても未来ある若者6名の命を預かってるとは思えない運転です。

後ろに乗ってた女子大生がキャーキャーいうので、
更に火がついたようで、オマエはアイルトン・セナか!(古い!)というような
ドライビングを繰り広げます。
いや、この荒々しい運転はセナっていうよりマンセルか。

なにせ1車線しかない道路でも路肩を使って追い越しかけやがります。
オォォー!とかキャー!とか悲鳴があがると、
ダイジョブ!ダイジョブ!とカタコトの日本語で言ってますが、
何が大丈夫なのか全然分からんレベルです。

男子学生がマジでもう勘弁してくれぇー言ってるなか、
女子大生が発した一言が
ワイルドスピードみたい!これリアルワイルドスピードや!」でした。
確かに。

学生たちもテンション上がって、
もうここで死んでもしょうがないよね!もっと追い抜け~!的なことを言い始め、
正直、私も密かにテンション上がってまして、
ジェットコースターみたいで楽しいぜ!(ただし命の保証はない)ってなってました。

途中、ライトアップされた台北101が見えて
ちょっとニューヨークの摩天楼みたいで綺麗でした(行ったことないですが)

市街地に近づいてきますと、交通量も増えてきたんですが、
この運ちゃん「俺の辞書にブレーキという文字はねぇ!」とばかりに
前の車が近づくとブレーキは踏まず、
右から左へ、左から右へと3車線をフルに使って追い越していきます。

そんなこんなしてるうちに、途中渋滞にはまりながらも、
台北ステーションに無事到着しました。

まさか戻りのタクシーで遊園地アトラクション的楽しさが味わえるとは。
サンキュー運ちゃん!楽しかったぜ!(チップはずみましたw)


続く。